Report HEIMTEXTIL2008

COLOR DESIGN FOCUS

グレー、パープル、グリーンが拡大・・・次なるカラートレンドへの兆し

年明け早々の2008年1月9日〜12日、ホームテキスタイルの国際見本市「ハイムテキスタイル」が独・フランクフルトで開催された。この見本市は、1971年から開催されている世界最大級のホームテキスタイル見本市で、長い歴史を誇っている。

今日のインテリア空間の主流はミニマルでシンプルなモダンデザイン。しかし、ファッション分野ではラグジュアリーなトレンドが見られ、インテリア空間でもこの傾向が顕著になってきている。このことから、近年は影の薄い存在となっていたファブリックスへの再評価が期待されている。ファブリックスは床壁、家具に比べ、気軽に演出できる室内装飾品目だからだ。

ミニマリズム、シンプリシティの象徴色と言えるモノトーンは、家具からホームテキスタイル全体に一層広がってきている。そして、昨年あたりからは、モノトーンに、モスグリーン、フクシャピンク、レッドがアクセントカラーとして加えられてきた。

2008年は、この流れがさらに進み、空間に豊かさを演出する方向が強まった。パープル、グリーンといった新鮮な色に加え、光沢感とテクスチャー感を重視する動きはラグジュアリーな空間演出のトレンドアップといえる。そしてホワイト、ブラックの両極ばかりだったモノトーンではグレーが加わり始めた。

中性色は次への変化の兆し。ブラックとホワイトの間のグレー、レッドとブルーの間のパープル、ブルーとグリーンの間のイエローグリーン。中性色は安定しない。次なるカラートレンドへの橋渡し的役割を果たす。次の色とは果たして・・・

MONOTONE モノトーン

モダンなブラック&ホワイトのコントラスト配色が多く見られていたのが、近年のカラートレンド。2008年になってグレーでカラーコンビネーションをつくる傾向が顕著になってきた。

MONOTONE モノトーン

PURPLE、YELLOW GREEN・・・パープル、イエローグリーン

豊かさ、深さを感じる高貴なパープル、爽やかさでエコロジーを象徴するイエローグリーン、パープル×イエローグリーンの補色コンビネーションは新鮮なイメージ。

PURPLE、YELLOW、GREEN・・・パープル、イエローグリーン

TEXT & PHOTO by Tetsuzo Sugiyama /
Textile Coordinator

※色彩のプロフェッショナル、DICグループでは、さまざまなインターナショナルトレンドショーの情報収集をしており、それらの包括的なトレンドを分析したカラーコンサルティングをお受けしております
お問い合わせ:DIC(株)カラー&パッケージ営業部まで
TEL:03-3278-9948 E-mail:color-dic@ma.dic.co.jp

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