NYコレクションに引き続き、2月17日から22日までイタリア・ミラノで、2月24日から3月2日までフランス・パリで08年秋冬プレタポルテコレクションが行われた。
半年前に行われた08春夏コレクションでは、色×色といったカラーコンビネーションで、あらゆる色の組み合わせが登場した感があった。それに続く今季08年秋冬コレクションでは、黒、グレー、スモーキーなナチュラルカラーが中心となった。
鮮度の高い色としては、ベージュからマスタード、ゴールドが挙げられる。これらは差し色として使われるのではなく、サテンやタフタなど、光沢のある生地で全身を包んでいる。
また、60年代、80年代クラシックスタイルが出ているなか、ボルドー、赤などの力強いカラーも登場。服だけではなく、タイツ、靴、バッグにいたるまで全身を1つの色相でまとめるのがこの秋の色使いだ。
羽根、石など、自然モチーフを使った同系色配色のニュートラルプリントも新鮮だ。プラスチック、オーストリッチ、ラインストーンなどのクラフトやアクセサリーの装飾が気になる。
毛足のある素材が多い中、黒、フランネルのグレーなど質感で見せるダークニュートラルカラーが登場している。

Lanvin

Yves Saint-Laurent
ニュアンスのあるナチュラルなライトグレー、トープなどのアースカラー。

Louis Vitton

Giambattista Valli
春夏のイエローに代わってゴールド、マスタードが光沢あるサテン、シルク素材で登場している。

PRADA

Burberry
レッド、オレンジ、ボルドー、パープルなど暖色系も注目の色域。タイツ、バッグなどワンカラーでまとめるのが新鮮。

Viktor & Rolf

Christian Dior
TEXT by Terumi Hagiwara
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