表示方法は、純色以外の有彩色の場合「sc−φ」(「理想的な黒への類似度(黒み量)」「クロマチックネス(色み量)」−「色相」)で表します。w+s+c=100なので、sとcの値が分かればw(白み量)は表示できるため、白み量はあえて表示しません。
純色の場合は「C−φ」(C−色相)で表示します。
φはcの色み量の内訳を示していると考えると分かりやすいでしょう。
無彩色は色相を持たないので、ハイフンの後は省略して「sc」(「理想的な黒への類似度(黒み量)」「理想的な色への類似度(色み量)」)のみで表します。ただし、無彩色の場合、c「理想的な色への類似度(色み量)」のところは必ず0(ゼロ)になるため表記しなくてもいいように思いますが、必ず2桁表記で「00」(ゼロゼロ)と表記します。
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20 50-Y90R
(にじゅうごじゅう、ワイきゅうじゅうアール) |

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・理想的な黒への類似度:黒み量20%
・理想的な色への類似度:色み量50%
(色み量50%のうち赤みが90%を占め、赤みは全体の45%)
(色み量50%のうち黄みが10%を占め、黄みは全体の5%)
・理想的な白への類似度:白み量=100-20-50=30% |
C-Y90R
(シー、ハイフン、ワイきゅうじゅうアール) |

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・理想的な色への類似度:色み量100%
(100のうち赤みが90%で、赤みは全体の90%)
(100のうち黄みが10%で、黄みは全体の10%) |
| 60 00 (ろくじゅう ゼロゼロ) |
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・理想的な黒への類似度:黒み量60%
・理想的な白への類似度:白み量=100-60=40% |
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※1995年にNCS表色系の第2版が発表され、表記の前に、Standardの頭文字の"S"をつけ、「S 20 50-Y90R」のように記すようになっています。また、無彩色は、S 6000-Nのように「-N」を添えるようになっています。

NCS色立体構造図 |
色立体は、図のようにオストワルト色立体に似た二重円錐形をしています。オストワルト表色系の後継といわれるのもうなずけます。
NCSは、心理という人間の感覚に重きを置いたカラーシステムであるため、色票がなくても人の知覚によって量を表示できます。現在、色彩心理、建築、デザイン等といった分野で、ヨーロッパを中心に注目されていると聞きますが、その理由は、測光、測色に基づいたカラーシステムとは異なるNCSのアプローチゆえの動向なのでしょう。 |