DICカラーデザイン株式会社
カラーガイドシリーズ

DICカラーガイド&プロセスカラーチャートについて

パソコンやカラープリンタの普及で、気軽にカラー制作に取り組める時代になりました。プロの色合わせの世界でもデジタル技術による色彩管理法が進化を続けています。 それでも完全なカラーコミュニケーションを図るには、やはり現物のカラーサンプルを介するのが一番安全で確実な方法であることに変わりはありません。

DICカラーガイドシリーズは、1968年、最初の「DICカラーガイド」発刊から今日まで、ラインナップの拡充につとめ、今やグラフィックユースに限らず、ファッション、インテリア、プロダクトデザインなど、実に幅広い分野でご利用いただいています。

一方、DICの各種プロセスカラーチャートもグラフィック業界の必携ツールとなっています。オーソドックスなレイアウトながら、厳密な標準環境下で制作される網点チャートはオフセット印刷のスタンダードであるばかりでなく、色彩学習ツールとしても活用されています。

今後ともDICカラーガイド、プロセスカラーチャートを皆様のカラープランニング、カラーコミュニケーションにお役立て下さい。

DICカラーガイドシリーズのご使用に際して

1)版数と色について

DICカラーガイドシリーズは、初版に収録の色彩体系を現在の最新版に至るまで変えることなく継続し、再版におきましては、色彩管理に細心の注意を払い作成しております。従って、各版の同じ番号の色彩は体系上同一ですが、実際には印刷物の特質上、版数による微妙な誤差がありますのでご注意下さい。
印刷インキ及び用紙は、経時変化により変色・退色をしますが、その程度は保存状態・環境条件によりかなり異なります。版数の違いはもとより、同じ版数内においても、個々に僅かな差異を生じる場合がありますので、色指定の際にはご留意下さい。

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2)プロセスカラーの表現(プロセスカラーチャートシリーズ・プロセスカラーノート)について

プロセスカラーは、4原色(Y:透明黄・M:紅・C:藍・B:墨)各色の網点%の変化(0~100%)とその重ね合わせにより表現されます。
品質管理には万全を期していますが、微細な網点(ドット)印刷のため、印刷時に若干のドットゲイン(印刷物の網点の面積が印刷原版のそれとは一致せず、一般的に大きくなる状態)が生じる等、フレが認められます。
網点%の表記は、カラーリプロダクションの為の目安(近似値)として表示するものです。

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3)色指定の方法について

色指定に際しては、必ず実際のサンプルとしてカラーチップを切りとり、指示書などに添付してご使用下さい。
色番号だけによるご指定は、上記のような理由から、思わぬ色違いの原因となります。なお、DICカラーガイドシリーズご利用上発生した色違い等のクレームは、何卒ご容赦下さい。

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4)マンセル表色系について

マンセル表色系(JIS Z 8721:色の三属性による表示方法)とは色を3つの属性(色相、明度、彩度)に分け、数値表現する色体系です。ただし一般の計測環境では色の完全なる数値表現は難しく、現実の色指定にはマンセル数値と共に色サンプルを用いた方が安全です。そこでカラーチップの添付を重ねてお願いする次第です。

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5)カラーチップのバラ売りについて

DICカラーガイドシリーズ2230色(2009年7月現在)の製造・保管管理上の問題から、単色でのバラ売りは行なっておりません 。

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※「カラーガイド」はDIC株式会社の登録商標です。
  DICカラーガイドシリーズは、DIC株式会社が著作権を保有しています。

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