ものづくりに欠かせない「配色」や「デザイン」を決めていくにはどのようなプロセスで考えたら良いのでしょうか?ビジネスに役立つ色彩やデザインにまつわるコラムをお届けします。

知っているようで知らないRGB【後編】
―HSLとHSBの色空間構造の違いと彩度調整方法のコツ―
「中編」ではRGB色空間の三属性カラーモデルの色相環の特徴について説明しました。後編の今回は「彩度」「明度」について説明します。 色彩の基礎を学ぶ際に登場する…

知っているようで知らないRGB【中編】
―RGB色空間(カラースペース)の色相環の特徴―
RGBカラーの体系は下図「RGB色空間(カラースペース)」のように基本的には3方向に伸びた四角形で表されますが、この立体では、混色に…

知っているようで知らないRGB【前編】
―RGB表色系とRGB色空間(カラースペース)は別物―
「テレビやパソコン、スマホの色が、R(Red:赤)、G(Green:緑)、B(Blue:青)の光の三原色で再現されていることは多くの方が知っています。今日、オフィスワーカーとって…

カラーパレットジェネレーター「Adobe Color」をつかいこなす【後編】
~「アクセシビリティツール」の使い方~
「Adobe Color」のアクセシビリティとは、大きく2つの視座に分かれます。1つはWCAG/ Web Content Accessibility Guidelinesアクセシビリティ基準のコントラスト比、もう一つが色覚多様性への対応です。…

カラーパレットジェネレーター「Adobe Color」をつかいこなす【中編】
~「テーマとグラデーションを抽出」の使い方~
下部の図1が「Adobe Color」の実質的なトップページになります。黒いグローバルナビケーション内に❶作成、❷探索、❸トレンド、❹LAB、❺ライブラリの5メニューが設定されています。その左下部には、【1】「カラーテーマを作成」、【2】「テーマを抽出」、…

カラーパレットジェネレーター「Adobe Color」をつかいこなす【前編】
~「カラーテーマを作成」の使い方~
アドビ社といえば1985年にDTP/Desktop Publishing業界の基準技術PostScriptを開発し、それに続いて1987年にAdobe Illustrator、1989年にAdobe Photoshopといったソフトウェアを発売することで、グラフィックデザイナーであれば知らない人は…

カラーパレットの基本的活用方法-パワーポイント編-
パソコンのOSといえばWindowsとMacOSが有名ですが、Windowsパソコンの鉄板ソフトといえばマイクロソフト社のオフィス/Office。オフィスワーカーにとっては利用が避けられないアプリケーションソフトといえます。もっともOffice…

視認性と景観調和を両立した点字誘導ブロック「ルシダ®」の開発
視覚障がい者用点字誘導ブロック「ルシダ®」は、東京大学においてユニバーサルデザイン推進室のアドバイザーであった伊藤啓氏(東京大学客員教授、ケルン大学教授)を中心に、誘導ブロックを製造している…

購買意欲を高める色の決め方とは?カラーマーケティングで成功する配色の秘訣
商品を買う時に決め手になるのはどういった部分でしょうか?例えば携帯電話を買う時、優先順位が高いのはカメラの性能の良さ?値段?それともデータを保存できる容量でしょうか?その動機は様々…

ロゴデザインにおける色の役割とは?心理的イメージと決め方のヒント
ブランドのイメージを理解し浸透させる役割としての、ロゴデザインは企業や組織の世界観を広くビジュアルで表現するものです。その中でも重要な要素となってくるのが「色の役割」や「配色」です。ブラン…

カラーパレットとは?【後編】~知っているようで知らない「カラーパレット」の違いと使い方~
パソコンの普及によって私たちに必要な色彩スキルは大きく変わりました。かつてはグラフィックデザイナーの職能だった色指定作業は、デジタルアプリケーションソフトを使うユーザーのほとんどが行うように…

カラーパレットとは?【前編】~知っているようで知らない「カラーパレット」という言葉の意味~
「カラーパレット」と聞いて、どんなものを思い浮かべるでしょうか。カラーは「色彩」の意味で、Colorを連想するでしょうが、パレットはPaletteのほか、Palletを連想する人もいるかも…

サステナブルデザインを考える ~サステナブルを支える素材~
2015年9月、国連は2030年に向けてSDGs(Sustainable Development Goals)という持続可能な開発目標を掲げました。この声明によってSDGsの「S」、「Sustainable(サステナブル)」は…

ユニバーサルデザインカラー採用の新JIS安全色
安全標識をはじめさまざまな表示や製品の塗り分けに広く利用されている、JIS安全色が2018年に改正されました。それにより、多様な色覚を持つ人々や訪日外国人を含め、多くの人々の安全の確保や利便性の向上が期待…

交通広告とは?電車内のステッカー広告の役割と秘密
交通広告と一言で言っても様々な媒体があります。最近ではデジタルサイネージが増えていて、至るところで目にするようになりました。しかし、忘れていけないのが電車内のステッカー広告。ステッカー広告の歴史は古く…

コーポレートカラーは企業ブランディングの第一歩
企業イメージを示す方法の一つにコーポレートカラーがあります。企業の個性を色で表す記号のひとつです。企業イメージを戦略的に考え、コーポレートカラーを規定している会社は多いのではないでしょうか。しかし、その意味合いや使用方法が…

色から考える成功するパッケージデザインのコツとは?
パッケージデザインは商品購入のきっかけを作る重要な要素です。グラフィック要素に加え、色づかいによって商品のイメージをターゲットに明確に伝えるという役割を担っています。
この記事では、パッケー…

【ビジネス生存戦略】カラーイメージを味方につける
色づかいは「センス」の有無の問題とされることが多く、「なんとなく難しい」と思われがちです。ものの大きさ、色、形や、キラキラ、艶やか、マットといった質感など、私たちが目から得ている情報は80%以上だといわれて…