マーケットリサーチ
調査テーマの例
- 製品の展開国・地域における基本情報把握(風土・歴史・価値観・衣食住 他)
- 対象国における消費者ライフスタイル分析
- 日本・中国・タイにおけるカラーイメージ・嗜好性の把握
- インド中間層の住宅・インテリアに関する価値観の把握 他
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対象分野
- インテリア
- エクステリア
- 自動車
- エレクトロニクス
- 食品
- 化粧品
- ファッション
- スポーツ
- 他
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対象地域
- 日本
- 中国
- インド
- タイ
- ベトナム
- インドネシア
- マレーシア
- 他
調査手法
- 文献調査
- 実地調査
- デスクリサーチ
- オンラインアンケート調査
- 消費者インタビュー
- エキスパートインタビュー
- CLT調査 他
製品開発に向けた提案のワークフロー
お客様の製品開発に対する提案の流れとして、調査設計から始め、対象地域の基本情報、マーケット及び消費者調査を経て、最終的な製品のブランド戦略構築やCMFデザイン提案に繋げます。(実施期間:2~4ヵ月)
市場動向調査
文化背景や価値観、地域特有の食文化や色・柄の嗜好性、競合製品などの調査を踏まえ、マーケット動向を多角的な視点で捉えます。
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調査事例
中国市場における地域特性の把握 -
中国の4都市における地域特性や消費者マインドを、伝統的・現代的視点から分析。
[対象地域] 中国(北京・上海・成都・広州) -
消費者ライフスタイル調査
アジア各国の海外パートナーと提携し、ターゲット市場における消費者のクラスター分類、各層のライススタイルや消費傾向、価値観を総合的に把握します。製品開発の方向性や販売戦略の構築にご活用いただけます。
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調査事例
タイ・ベトナムにおけるミレニアル世代のライフスタイル調査 -
各国のミレニアル世代の価値観やライフスタイル傾向を把握。ターゲット層に 親和性の高いキーワードを抽出し、CMF開発の基礎データとして活用。
[対象地域] タイ・ベトナム -
DICオリジナルイメージ調査手法「DCAM」
複合的で曖昧なイメージを可視化するDICオリジナルの調査手法です。感覚や言語などの様々な認知体系と色(色域)という2つの切り口で定量的に分析することで、イメージを多角的に把握します。
DCAMは、様々な分野の調査対象に対して、目的に合わせた切り口で分析が可能です。
活用方法の一例を、実際の調査事例を基にご紹介します。
活用事例
商品の訴求フレーズに関する世代ニーズ調査
-化粧品/商品企画・パッケージデザイン-
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下記は、機能性食品・飲料や化粧品などで用いられることの多い、「肌の潤いを守る」という訴求フレーズに対する調査結果の一例です。カラーイメージや言語イメージの調査結果には世代差がみられ、同じフレーズを提示しても、喚起されるニーズは世代ごとに異なることが示唆されました。
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カラーイメージ調査
選択率が高い色の領域は、主に肌の色を想起させる暖色系・高明度と、水を想起させる青緑~青系を中心とした2つの領域に集中し、全体的に明るいトーンのやさしく柔らかな色が多く選択された点が特徴的でした。世代属性別に集計して比較すると、10~20代では青緑~青系が上位を占め、50~60代では暖色系や明るい色が上位を占めており、年代によって上位の構成色に大きな違いが見られました。 -
言語イメージ調査
訴求フレーズから想起する言語イメージに着目すると、10~20代では「化粧水」など水分補給を想起させるワード、50~60代では「コラーゲン」「ヒアルロン酸」など肌質を高める成分を想起させるワードが多くみられました。 -
商品企画やパッケージデザインの際には、こうした調査結果に基づき、世代ニーズに適した機能性を与えるとともに、イメージを想起しやすいカラーリングを施すことで、ターゲットに対する商品の訴求力を高めることができます。
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※DICカラーデザイン(株)・楽天インサイト(株)共同自主調査2019より