カラーイメージの色彩心理ロジックとエビデンスづくり~社内外関係者からの「なぜその色なの?」に答えるための色彩知識~カラーイメージの色彩心理ロジックとエビデンスづくり~社内外関係者からの「なぜその色なの?」に答えるための色彩知識~

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色彩には「イメージ」がつきものです。私たちはそのイメージを活用して生活しています。代表例は信号機です。言葉がなくても、ただその色を見て、「安全」をイメージする緑(青)で進んだり、「危険」をイメージする赤で止まったりと、色の意味を認識しています。

なにげなく利用したり、感じたりしているカラーイメージですが、その構造や成り立ちを掘り下げて考える機会はほとんどないと思います。色彩は視覚情報ですので、視覚情報の色がイメージとして結びつくことは想像しやすいでしょう。例えば、店頭で見るリンゴは多くの場合、赤い色をしているので、赤いものを見て、リンゴを連想するといった具合です。しかし、色のイメージは、視覚的な連想以外にも結びつきます。赤であれば、熱い、派手、情熱的、危険など、視覚的な連想以外にもイメージが結びつきます。色は視覚情報であるにもかかわらず、柔らかい、硬い、甘い、苦いといった視覚以外の五感イメージを結び付けることも少なくありません。こうしたイメージの活用は、生活のいたるところにあります。

ただ一方で、カラーイメージは経験を通して培われますので、個人差、性差、年代差、地域差、国家間の差など、イメージが一定しないという特徴があります。信号機の色のように万人が意味を理解できる例の方が稀といった方が良いでしょう。そうしたあいまいなカラーイメージではありますが、定量的に分析して可視化することで、エビデンスを持って、ビジネス活用することもできます。

本ウェビナーでは、カラーイメージの構造を、色彩心理的な効果やクロスモーダル(感覚間相互作用)効果など、複数の視点から紐解くとともに、統計調査に基づいたカラーイメージの調査手法や活用方法などについてもご紹介します。

[開催概要]

日時 2023年3月30日(木)
15:00-16:30(質疑応答含む)
開催形式 Zoomウェビナー
参加費 視聴者1名 5,500円(税込)
対象者 色彩に関心のある社会人
※色彩はどんな業務にも役立てることができるリスキリングに最適な知識です。
定員 450名
主催 DICカラーデザイン株式会社

[内容]

15:00~16:00
- 身近な生活で役立っているカラーイメージ
- デザイン活用のためのカラーイメージ知識
- あいまいなカラーイメージのビジネス活用
16:00~16:30
- ディスカッション・質疑応答

[講師]

DICカラーデザイン株式会社
川村 雅徳(カラーストラテジーグループ/カラーマーケティングプロデューサー)
青山学院大学文学部教育学科卒。1990年より一般社団法人日本流行色協会/JAFCAに勤務。機関誌『流行色』の編集を担当。2006年よりDICカラーデザイン株式会社に勤務。2010年、カラーイメージ調査手法を開発。日本色彩学会代議員。「カラー・ビジネス・ネットワーク」企画運営委員会メンバー。2020年、公益社団法人色彩検定協会(AFT)色彩検定®公式テキスト改訂委員会委員。1級新カリキュラム「色彩とビジネス」(p.90-p.118)の執筆を担当。

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