お申込みは終了いたしました。多数のお申し込み誠にありがとうございました。
人間の色覚は、一人ひとり異なります。色弱やロービジョンのほか、加齢による変化などは決して一部の人の特別なことではありません。皆が隣り合って暮らす中、色覚が異なるという理由で大切な情報が伝わらない、ということがあっては、公平な社会とはいえないでしょう。近年、SDGsや多様性という言葉が広く浸透し、色覚特性に対応した色づかいとして「カラーユニバーサルデザイン」が求められています。
公的な機関や企業においては、色覚多様性の知識は労働環境を整える為にも、世に出す商品や広報物などのデザインの為にも必要とされます。企業から依頼されてカタログやパッケージ、WEB、公共の案内など、情報を多くの人々に伝えるメディアをデザインするグラフィック系のデザイナーにとっても、「カラーユニバーサルデザイン」の知見は重要です。目立たせたい箇所はどのような色覚の方にも目立って感じられますか?その色分けは、きちんと区別できていますか?アレルギーや安全性に関わる情報は、はっきりと視認できますか?そしてそれらの前提として、そもそも、どのような色同士が見分けにくくて、どのような色づかいなら見分けやすくなるのでしょうか?デザインを見て、修正が必要な箇所に気づけるかどうかも重要です。
本ウェビナーでは、DICグループが16年に渡り培った「カラーユニバーサルデザイン」の為の基本的な配色や、CMYK値・RGB値を用いた色調整の方法を解説し、また、デザイン上の工夫もご紹介します。配色を大きく変えなくても、少しの調整で見分けやすさが向上する場合もあります。グラフィックデザイン、パッケージデザイン、WEBデザインなどに携わる方や、それらのデザインを発注する立場の方など、皆様の業務に是非ご活用ください。
[事前準備資料]
受講者の方は、事前に「カラーユニバーサルデザイン推奨配色セットガイドブック」をお読みの上ご参加ください。
カラーユニバーサルデザイン推奨配色セット ガイドブック
https://www3.dic-global.com/dic-graphics/navi/color/pdf/cud_guidebook.pdf
[参考情報]
DICの取り組み事例をまとめたページです。こちらは受講前に必ずしもお読み頂く必要はございません。
DICグループの取り組みについて
https://www.dic-global.com/ja/contents/column/06.html
https://www.dic-global.com/ja/contents/column/07.html
ユニバーサルデザインカラー採用の新JIS安全色
https://www.dic-color.com/knowledge/business/jis_safety_color.html
[開催概要]
日時 | 2023年8月30日(水) 15:00-17:00(質疑応答含む) お申込みは終了いたしました。多数のお申し込み誠にありがとうございました。 |
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開催形式 | Zoomウェビナー |
参加費 | 11,000円(税込) |
対象者 | グラフィックデザイナー、パッケージデザイナー、Webデザイナー、企業・自治体等の広報部門、総務人事部門、他 |
定員 | 250名 |
主催 | DICカラーデザイン株式会社 |
[内容]
15:00~16:30
- 色をつくり出す仕組みと色の見え方
- 印刷とモニター表示で異なる見分けやすい配色
- 色調整のコツ(CMYK値/RGB値)
- デザインの工夫
- チェックツールの使い方
16:30~17:00
- 質疑応答
[講師]
DICカラーデザイン株式会社
後藤 史子(クリエイティブストラテジーグループ/カラープランナー)
色のイメージや情報を効果的に訴求するビジュアルコミュニケーション・デザインの観点から、食品、プロダクト、住設など様々な分野で色彩調査・分析、商品企画、CMF(Color, Material, Finish)の提案などを実施。2007年より産学連携でのカラーユニバーサルデザインの研究・開発、普及活動にも携わる。アジアのクリエイティブ・トレンドを発信する『ASIA COLOR TREND BOOK』副編集長/アートディレクター。
■企業研修向けサービスのご案内
社内教育向けなどのセミナーのご要望がございましたら、お問い合わせフォーム又はウェビナー事務局までお問い合わせください。
●お問い合わせフォーム:https://www.dic-color.com/contact/input.html
●ウェビナー事務局:dic-color@ma.dic.co.jp